よくあるご質問(FAQ)

Q.初心者でも育てられますか?

もちろん大丈夫です。ビカクシダは、あまり聞きなれない方が多いとは思いますが、育て方は一般的な観葉植物と同じです。育成が特別に難しい植物ではありません。水やりと、日光、風通し、冬場の温度に気を付ければ、初心者でも問題なく育てられます。

Q.どの株を選ぶとよいかわからない

まずは見た目や親株の画像から気に入った株を選んでください。その中でも初心者の場合は、比較的株自体が大きいもの、また葉の枚数が多い株を選ぶのをお勧めします。ある程度株が大きいということは、根もしっかりと水苔全体に回っており、失敗してすぐに枯れてしまうというリスクを避けられます。
迷った際は、Instagramメッセージ、または、「ショップに質問する」よりお気軽にご相談くださいませ。

Q.商品にはないが欲しい品種がある

「ショップに質問する」または、Instagramより個別メッセージくだませ。すぐには難しいのですが、次回以降の仕入れでご提案させていただきます。

Q.ドワーフ系が欲しいのですが…

現在、ドワーフは非常に人気が高まっております。高いものですと、200万を超えるものまで出てきております。商品としてラインナップしたいのですが、仕入れ時点で高額で、なかなか仕入れに手を出せていないのが現状です。
どうしてもというものがあれば、個別で取り寄せいたします。ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。

育成に関するご質問

水やりのタイミング

基本的には水苔が乾いたら水を与えます。水苔を手で触ってみて確かめます。水苔が乾くということは、根が水を吸っているのと、単純な乾燥との2つの理由からです。水苔がいつまでも湿っていると根腐れにつながります。株を枯らしてしまう場合は多くの場合は水やりが原因になります。葉の状態、成長点からの新しい葉の様子を確認しながら、今の水やりのペースがあっているか確かめましょう。

水のあたえ方

室内なら、シンクや浴室などで、株の上からシャワーで与える、また水を入れたバケツや容器に板ごとひたす、屋外ならジョーロなどで上から水を与えます。また、室内管理でコンパクトな株なら霧吹きなどで、水苔を湿らすのもひとつです。基本的には根から水を吸うため、水は水苔に与えます。
株に対して水苔の量が多い場合は、たっぷりと水苔を湿らせると乾燥までに時間がかかり、根腐れの原因となるため、注意が必要です。

直射日光にあてても大丈夫?

ビカクシダは明るい場所を好みますが、特に夏場は直射日光をあてますと、葉焼けをおこしてしまいます。50%を目安に遮光を行いましょう。また、夏場はアスファルトの近くなど高温になりすぎる場所では、日陰でも熱により葉焼けを起こす場合があります。冬場は日光が弱く、直接あてても葉焼けをおこしにくいのですが、葉の状態を見ながら遮光管理していきましょう。
日光は植物の育成に欠かせないポイントになります。天気の良い日は、半日陰でも反射で太陽光は届きますので、屋外に出すと良いのではないでしょうか。

風通し

風通しも植物にとっては重要なポイントになります。室内ならサーキュレーターを使うのもひとつですが、なくても適度にベランダや日陰の屋外に出して、風にあてるのもひとつです。害虫の防止や、蒸れの防止、葉焼けの防止などになります。

Q.温度管理で気をつけることは?

ビカクシダは、寒さに弱い植物です。日中の温度が10度を切るようなら、室内の暖かい場所、リビングなどで管理するのがオススメです。冬でも最低10度を切らないように管理すると、成長を止めずに早く育てることが可能です。また、冬の最低温度が保てない場合は、水を切って越冬させる方法もあります。
また、夏の暑さには強いものの、35度を超えるような日本の猛暑では成長が遅くなります。猛暑時期は室内管理がオススメです。

Q.葉が枯れてきた…

ビカクシダは胞子葉と貯水葉からなります。古くなった貯水葉は、段々と枯れこんできますが、落葉せずに株元に残ります。新たな土壌を確保しながら、新し根は貯水葉の裏側に伸ばし、やがて子株などが出てきます。株自体が元気で貯水葉が枯れてくる場合は心配する必要はありません。
また、主に光合成に使われる胞子葉は、役目を終えると、古いものから変色し、枯れていきます。胞子葉は、貯水葉と異なり落葉していきますが、古い葉から(下から順番に)枯れていく分には問題ありません。